【確定申告】ICカードリーダーが認識しない原因9つと解決策

確定申告の時期、e-Taxでの提出を目前にしてICカードリーダーがPCに認識されないというトラブルは、多くの個人事業主や会社員を悩ませる問題です。最終盤での予期せぬエラーは焦りを生みますが、その原因は特定できるケースがほとんど。問題は「PC/OS」「ICカードリーダー本体」「確定申告ソフト」のいずれかにある可能性が高く、冷静に原因を切り分けることが解決への第一歩となります。

この記事では、ICカードリーダーが認識しない際の具体的なトラブルシューティングとして、原因を特定するためのチェックリストと、それぞれの解決手順を網羅的に解説します。最終手段として、買い替えを検討する際に最適なICカードリーダーのスペック比較のポイントもご紹介。この記事を参考に、スムーズなe-Tax提出を実現しましょう。

【原因特定】まずはPC・ブラウザ側の設定5項目をチェック

ICカードリーダーが認識しない場合、まずはPC本体やOS、ブラウザ側の設定に問題がないかを確認することが重要です。以下の5項目を順にチェックしていきましょう。

チェック1:ドライバは正しくインストールされているか?(デバイスマネージャーでの確認方法)

ICカードリーダーがPCに正しく認識されるためには、対応するドライバがインストールされている必要があります。

  1. Windowsの場合:
    • 「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
    • 「スマートカード読み取り装置」または「ICカードリーダー」などの項目があるか確認します。
    • 項目に黄色い「!」マークや赤い「×」マークが付いている場合、ドライバに問題があります。
    • 該当項目を右クリックし、「ドライバの更新」を試すか、メーカーの公式サイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールし直してください。
  2. Macの場合:
    • 「システム設定」→「一般」→「情報」→「システムレポート」を開き、「USB」の項目でICカードリーダーが認識されているか確認します。
    • Macでは通常、ドライバは自動的にインストールされますが、古い機種や特定のリーダーではメーカー提供のドライバが必要な場合があります。

チェック2:JPKI利用者ソフトはインストール済みか?(公的個人認証サービス)

e-Taxでマイナンバーカードを利用するには、公的個人認証サービスが提供する「JPKI利用者ソフト」のインストールが必須です。このソフトが正しくインストールされていないと、ICカードリーダーが物理的に接続されていてもマイナンバーカードの情報を読み取ることができません。

  • 公的個人認証サービスの公式サイトから最新版のJPKI利用者ソフトをダウンロードし、インストールしてください。
  • インストール後、JPKI利用者ソフトを起動し、「ICカードをセットアップ」や「利用者クライアントソフトの動作確認」などの機能で、リーダーとカードが認識されるかテストしてみましょう。

チェック3:利用しているOS(Windows/Mac)とリーダーの対応状況は合っているか?

ICカードリーダーにはそれぞれ対応OSが定められています。特に新しいWindows 11や最新のmacOS Ventura/Sonomaなどを使用している場合、古いリーダーでは対応していない可能性があります。

  • ICカードリーダーの製品パッケージやメーカーの公式サイトで、お使いのPCのOSバージョンに対応しているかを確認してください。
  • OSをアップデートした直後に認識しなくなった場合は、この点が原因である可能性が高いです。

チェック4:USBポートは正常か?(別のポートに差し替えてみる)

PCのUSBポート自体に問題があることも考えられます。

  • ICカードリーダーを別のUSBポートに差し替えてみてください。PCの背面にあるポートや、他のUSB機器が正常に動作するポートを試すのが有効です。
  • USBハブを使用している場合は、直接PCのUSBポートに接続してみましょう。USBハブの電力不足や故障が原因である可能性も排除できます。

チェック5:ブラウザの拡張機能が干渉していないか?(シークレットモードで試す)

Webブラウザの拡張機能やセキュリティソフトが、e-Taxの利用やICカードリーダーの認識プロセスに干渉する場合があります。

  • Google ChromeのシークレットモードやFirefoxのプライベートウィンドウなど、拡張機能が無効化された状態でe-Taxのサイトにアクセスし、ICカードリーダーが認識されるか試してみてください。
  • 特定のセキュリティソフトが原因である可能性も考えられます。一時的にセキュリティソフトを停止し、認識されるか確認することも有効ですが、その際は自己責任で行い、作業後は必ずセキュリティソフトを有効に戻してください。

A person troubleshooting computer issues with an IC card reader connected

次にICカードリーダー本体のスペックと物理的な接続を確認

PC側の設定に問題がない場合、次にICカードリーダー本体や物理的な接続状況に目を向けましょう。

チェック6:マイナンバーカードの挿入向きは正しいか?(ICチップの接触を確認)

意外と見落としがちなのが、マイナンバーカードの挿入向きです。

  • マイナンバーカードのICチップがリーダーの端子に正しく接触しているか確認してください。多くのリーダーでは、カードのICチップ面を上にして奥まで差し込む形が一般的です。
  • 挿入方向が逆だったり、半差し込みの状態では認識されません。カチッと音がするまでしっかりと奥に差し込んでみましょう。

チェック7:USBケーブルの断線やコネクタの緩みはないか?

ICカードリーダーとPCをつなぐUSBケーブルに物理的な損傷がないか確認します。

  • ケーブルの被膜に破れがないか、コネクタ部分に歪みや緩みがないかを目視で確認してください。
  • ケーブルを軽く動かした際に接続が途切れるようであれば、ケーブルの内部断線やコネクタの接触不良が疑われます。
  • 可能であれば、別のUSBケーブル(取り外し可能なタイプの場合)や、別のICカードリーダーで試してみるのも良いでしょう。

チェック8:ICカードリーダー自体がマイナンバーカードに対応している機種か?(製品仕様書を確認)

古いICカードリーダーや、元々住民基本台帳カード専用として販売されていたリーダーの中には、マイナンバーカード(個人番号カード)の読み取りに対応していない機種があります。

  • お使いのICカードリーダーの製品仕様書やメーカーの公式サイトで、「マイナンバーカード対応」または「公的個人認証サービス対応」と明記されているかを確認してください。
  • 「FeliCaポート/パソリ」のような非接触型リーダーでは、マイナンバーカードの読み取りに対応していない場合があります。e-Taxでの提出には、接触型ICカードリーダーが推奨されています。

最後に確定申告ソフト側の設定を見直す

PCやICカードリーダー本体に問題がない場合、確定申告ソフト側の設定が原因である可能性も考慮しましょう。

チェック9:各ソフト(freee, マネーフォワード, 弥生など)の初期設定や推奨環境は満たしているか?

利用している確定申告ソフト(freee会計、マネーフォワードクラウド確定申告、弥生会計など)によっては、e-Tax連携の際に特定の事前設定や推奨環境があります。

  • 各ソフトが推奨するICカードリーダーやブラウザを利用しているか確認する。 特定のソフトでは、動作確認済みのICカードリーダーがリストアップされている場合があります。
  • ソフトによっては、e-Tax連携の際に特定の事前設定が必要な場合があるため、公式のヘルプページを確認する。 例えば、e-Tax連携用のモジュールのインストールや、ブラウザの設定変更(ポップアップブロックの解除など)が求められることがあります。
  • ソフトのバージョンが古い場合も不具合の原因となるため、最新版にアップデートされているか確認しましょう。

【最終手段】解決しない場合は買い替えを推奨!e-Tax対応ICカードリーダーのスペック比較

上記のチェック項目をすべて試しても問題が解決しない場合、ICカードリーダー自体の故障や、お使いの環境との相性が原因である可能性が高いです。申告期限が迫っている場合は、時間的なコストを考えれば、最新の対応機種に買い替えるのが最も確実な解決策と言えるでしょう。

ICカードリーダーを選ぶ際のポイントは以下の3つです。

  1. 対応OS: お使いのPCのOS(Windows 11/10、macOS Ventura/Sonomaなど)に確実に、かつ最新バージョンまで対応しているかを確認しましょう。
  2. 接続方式: 一般的にはUSB-A接続が多いですが、最近のノートPCではUSB-Cポートのみの機種も増えています。ご自身のPCに合った接続方式か、変換アダプタが必要ないかを確認してください。Bluetooth接続のリーダーもありますが、安定性を考慮すると有線接続がおすすめです。
  3. 公的個人認証サービスへの対応: マイナンバーカードを利用したe-Tax提出には、公的個人認証サービスに対応していることが必須です。製品仕様に明記されていることを確認しましょう。

主要メーカーとして、SONY(PaSoRiシリーズ)、NTTコミュニケーションズ(SCRシリーズ)、SCR(SCR3310など)が広く知られています。これらのメーカーの製品は、e-Taxでの利用実績も多く、比較的安心して選ぶことができます。

【重要】
現時点では、具体的なICカードリーダーの比較データが手元にないため、詳細なスペック比較表を提示することはできません。しかし、上記で挙げた選定ポイントを参考に、ご自身の環境に最適なリーダーを選んでみてください。

A comparison of three different IC card readers on a desk

まとめ:原因を冷静に特定し、スムーズなe-Tax提出を実現しよう

ICカードリーダーが認識しない問題は、今回ご紹介した9つのチェック項目を順に試すことで、大半が解決できるはずです。トラブルシューティングの基本は「PC/OS→機器本体→確定申告ソフト」の順で原因を切り分けていくことです。焦らず、一つずつ確認していきましょう。

もし、あらゆる対処法を試しても解決しない場合は、申告期限を考慮し、新しいe-Tax対応ICカードリーダーへの買い替えを検討するのが賢明です。最新のOSに対応し、公的個人認証サービスに対応した製品を選べば、今後の確定申告もスムーズに行えるでしょう。

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この記事のチェックリストを活用し、確定申告を無事に完了させましょう。

マリ|コスパ生活研究家

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