【全手順を画像解説】e-Taxふるさと納税の確定申告のやり方

ふるさと納税を最大限に活用し、税金の控除を受けるためには確定申告が必要です。特にe-Taxを利用すれば、税務署に出向く手間なく、自宅やオフィスからPCやスマートフォンで申告を完結させることができ、時間と労力を大幅に節約できます。

本記事では、ふるさと納税の確定申告をe-Taxで行う際の具体的な手順を、PC(Web版)とスマホ(SP版)に分けて詳しく解説します。また、ふるさと納税のもう一つの控除申請方法である「ワンストップ特例制度」との違いを明確にし、どちらの方法があなたの状況に適しているかの判断基準も提示します。

この記事の手順通りに進めれば、e-Taxでの確定申告が初めての方でもスムーズに手続きを完了し、確実に税金の控除を受けられるようサポートします。

  1. どちらを選ぶ?e-Taxでの確定申告とワンストップ特例制度の比較
    1. e-Taxでの確定申告とワンストップ特例制度の比較表
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
  2. 【最重要】e-Taxでのふるさと納税申告に必要な5つの準備リスト
    1. 1. マイナンバーカード
    2. 2. 利用者識別番号
    3. 3. 寄附金受領証明書(または「寄附金控除に関する証明書」)
    4. 4. 源泉徴収票(給与所得者の場合)
    5. 5. 還付金受取用の預貯金口座情報
  3. 【PC版】e-Tax(Web版)でのふるさと納税 確定申告 全手順
    1. Step1: 国税庁「確定申告書等作成コーナー」へアクセスし、「作成開始」を選択
    2. Step2: 申告内容に関する質問に回答し、マイナンバーカードでログイン
    3. Step3: 「収入金額・所得金額の入力」画面で源泉徴収票の内容を入力
    4. Step4: 「所得控除の入力」画面で「寄附金控除」を選択
    5. Step5: 「寄附金受領証明書」の内容を手入力、または「寄附金控除に関する証明書」のXMLデータを読み込む
    6. Step6: 全ての入力内容を確認し、電子署名を行ってデータを送信する
  4. 【スマホ版】e-Tax(SP版)でのふるさと納税 確定申告 全手順
    1. Step1: 「マイナポータルアプリ」をインストールし、e-Taxと連携
    2. Step2: スマホで「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、作成開始
    3. Step3: マイナンバーカードをスマホで読み取りログイン
    4. Step4: 源泉徴収票の内容を入力(カメラでの自動読み取り機能が便利)
    5. Step5: 「寄附金控除」の項目で、証明書のXMLデータやマイナポータル連携で自動入力、または手入力を行う
    6. Step6: 入力内容を確認後、マイナンバーカードを再度読み取り電子署名・送信
  5. e-Taxでのふるさと納税申告に関するよくある質問(Q&A)
    1. Q1. 複数の自治体に寄付した場合の入力方法は?
    2. Q2. 医療費控除や住宅ローン控除も同時に申請できる?
    3. Q3. 入力内容を間違えたらどうすればいい?
    4. Q4. 「寄附金控除に関する証明書」はどこで入手できる?
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  6. まとめ:e-Taxを活用してふるさと納税の控除を確実に受けよう

どちらを選ぶ?e-Taxでの確定申告とワンストップ特例制度の比較

ふるさと納税の寄附金控除を受ける方法は、大きく分けて「e-Taxでの確定申告」と「ワンストップ特例制度」の2種類があります。どちらの方法を選ぶべきかは、納税者の方の状況によって異なります。ここでは、それぞれの制度の概要、メリット・デメリットを比較し、選択のポイントを解説します。

e-Taxでの確定申告とワンストップ特例制度の比較表

比較項目 e-Taxでの確定申告 ワンストップ特例制度
対象者 確定申告が必要なすべての人 給与所得者で、確定申告が不要な人
申請の手間 PCまたはスマホで必要書類を準備し、国税庁のサイトで手続き 寄付ごとに申請書を自治体に郵送
寄付先自治体数 制限なし 5自治体まで(6自治体以上は確定申告が必要)
申請期限 翌年の3月15日まで 翌年の1月10日必着
控除対象の税金 所得税からの還付、住民税からの控除 全額住民税からの控除
他の控除との併用 医療費控除、住宅ローン控除など、他の控除と併用可能 他の控除とは併用不可(併用する場合は確定申告が必要)
メリット 自宅で手続き完結、複数の控除をまとめて申告可能、寄付先数に制限なし 確定申告の手間が省ける(確定申告が不要な場合)
デメリット 事前準備が必要、PCやスマホ操作に慣れていないとやや複雑 寄付ごとに申請書の提出が必要、寄付先自治体数に制限あり、他の控除と併用不可

どちらを選ぶべきかの判断基準

上記の比較表から、ご自身の状況に合った方法を選択しましょう。

  • e-Taxでの確定申告が必須となるケース

    • 年間6自治体以上にふるさと納税を行った場合
    • 医療費控除、住宅ローン控除など、ふるさと納税以外にも確定申告が必要な控除がある場合
    • 個人事業主や不動産所得があるなど、もともと確定申告を行う義務がある場合
    • 年収2,000万円を超える会社員
    • 給与を2ヶ所以上から受けている会社員(年末調整を受けていない副業収入など)
  • ワンストップ特例制度が利用できるケース

    • 給与所得者で、確定申告が不要な場合
    • ふるさと納税の寄付先が年間5自治体以内である場合
    • ふるさと納税以外に確定申告が必要な控除がない場合

e-Taxでの確定申告は、準備は必要ですが、一度慣れてしまえば複数の控除をまとめて申告できるため、結果的に効率的で管理しやすい方法と言えるでしょう。

【最重要】e-Taxでのふるさと納税申告に必要な5つの準備リスト

e-Taxでふるさと納税の確定申告をスムーズに進めるためには、事前の準備が非常に重要です。以下の5つの項目を確実に揃えてから手続きを開始しましょう。

1. マイナンバーカード

e-Taxでの電子申告には、原則としてマイナンバーカードが必須です。マイナンバーカードには電子証明書が搭載されており、これにより本人確認と電子署名を行います。

  • PCで申告する場合: ICカードリーダライタが必要です。または、マイナンバーカード読取対応のスマートフォンをICカードリーダライタとして使用することも可能です。
  • スマホで申告する場合: マイナンバーカード読取に対応したスマートフォンが必要です。

2. 利用者識別番号

利用者識別番号(16桁のID)は、e-Taxを利用するためのIDです。以前にe-Taxを利用したことがあれば、その番号を使用できます。初めて利用する場合は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」から簡単に取得できます。

3. 寄附金受領証明書(または「寄附金控除に関する証明書」)

ふるさと納税を行った各自治体から送付される「寄附金受領証明書」が必要です。これは、寄付の内容(寄付日、寄付金額、寄付先の自治体名など)が記載された書類です。

【入力の効率化ポイント】
特定のふるさと納税ポータルサイト(さとふる、楽天ふるさと納税など)では、複数の自治体への寄付をまとめて記載した「寄附金控除に関する証明書(XMLデータ形式)」を発行しています。このXMLデータをe-Taxに読み込ませることで、寄付先ごとの手入力を大幅に簡略化できます。利用しているポータルサイトが対応しているか確認してみましょう。

4. 源泉徴収票(給与所得者の場合)

給与所得者の場合、会社から発行される「源泉徴収票」が必要です。支払金額、源泉徴収税額、社会保険料控除額などの入力に利用します。

5. 還付金受取用の預貯金口座情報

還付金が発生した場合に振り込まれる、申告者ご本人名義の預貯金口座情報(金融機関名、支店名、口座種別、口座番号)が必要です。

【PC版】e-Tax(Web版)でのふるさと納税 確定申告 全手順

PCを使ってe-Taxでふるさと納税の確定申告を行う手順を解説します。事前に上記の「5つの準備リスト」を揃えておきましょう。

Step1: 国税庁「確定申告書等作成コーナー」へアクセスし、「作成開始」を選択

まずは、国税庁のウェブサイトにある「確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。
(画像:国税庁 確定申告書等作成コーナーのトップ画面。「作成開始」ボタンがハイライトされている。)

画面の指示に従い、「申告書作成開始」をクリックし、申告書の提出方法で「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選択します。

Step2: 申告内容に関する質問に回答し、マイナンバーカードでログイン

利用環境の確認後、申告する内容に関するいくつかの質問に回答します。「所得税の確定申告書を作成する」を選択し、マイナンバーカード読み取りによる認証を行います。
(画像:マイナンバーカードの読み取りを促す画面。ICカードリーダライタまたはスマートフォンをかざす指示。)

Step3: 「収入金額・所得金額の入力」画面で源泉徴収票の内容を入力

ログイン後、収入・所得に関する情報を入力します。「給与所得」を選択し、手元にある源泉徴収票の内容(支払金額、源泉徴収税額など)を正確に入力していきます。
(画像:源泉徴収票の内容入力画面。各項目に数値が入力されている例。)

Step4: 「所得控除の入力」画面で「寄附金控除」を選択

収入・所得金額の入力が完了したら、次に「所得控除の入力」画面に進みます。この画面の中から、「寄附金控除」の項目を見つけて選択します。
(画像:所得控除一覧画面。「寄附金控除」のチェックボックスが選択されている。)

Step5: 「寄附金受領証明書」の内容を手入力、または「寄附金控除に関する証明書」のXMLデータを読み込む

寄附金控除の入力画面では、以下のいずれかの方法で寄付情報を入力します。

  • 手入力する場合: 各自治体から届いた「寄附金受領証明書」を見ながら、寄付先の自治体名、寄付年月日、寄付金額などを一件ずつ入力します。
  • XMLデータを読み込む場合: ふるさと納税ポータルサイトからダウンロードした「寄附金控除に関する証明書(XMLデータ)」がある場合、「XML形式ファイルを読み込む」ボタンからファイルをアップロードします。これにより、複数の寄付情報が自動で入力され、入力の手間が大幅に省けます。
    (画像:寄附金控除の入力画面。手入力欄とXMLデータ読込ボタンが表示されている。)

Step6: 全ての入力内容を確認し、電子署名を行ってデータを送信する

全ての必要事項の入力が完了したら、申告内容の最終確認画面で、間違いがないか慎重にチェックします。
(画像:入力内容確認画面。所得金額、控除額、還付(納付)額などが一覧表示されている。)

確認後、マイナンバーカードを使って電子署名を行います。電子署名が完了したら、e-Taxシステムを通じて税務署へ確定申告データを送信します。これでPCでの確定申告手続きは完了です。

【スマホ版】e-Tax(SP版)でのふるさと納税 確定申告 全手順

スマートフォンを使ってe-Taxでふるさと納税の確定申告を行う手順を解説します。マイナンバーカードと、マイナンバーカード読み取りに対応したスマートフォンが必要です。

Step1: 「マイナポータルアプリ」をインストールし、e-Taxと連携

まずは、App StoreまたはGoogle Playから「マイナポータルアプリ」をスマートフォンにインストールします。アプリを起動し、マイナンバーカードを読み取ってログイン設定を行います。これにより、e-Taxとの連携が可能になります。
(画像:マイナポータルアプリのアイコンと、アプリ起動後のトップ画面。)

Step2: スマホで「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、作成開始

スマートフォンのブラウザ(SafariやChromeなど)から国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。PC版と同様に「申告書作成開始」をタップし、申告書の提出方法で「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選択します。
(画像:スマホブラウザ版 確定申告書等作成コーナーのトップ画面。「作成開始」ボタン。)

Step3: マイナンバーカードをスマホで読み取りログイン

申告書作成開始後、マイナンバーカードをスマートフォンのNFC読み取り部分にかざし、パスワードを入力してログインします。これにより本人認証が行われます。
(画像:スマホの背面でマイナンバーカードを読み取っている様子と、パスワード入力画面。)

Step4: 源泉徴収票の内容を入力(カメラでの自動読み取り機能が便利)

収入・所得に関する情報を入力します。「給与所得」を選択し、源泉徴収票の内容を入力する際、スマホのカメラで源泉徴収票を撮影するだけで、自動で項目を読み取る便利な機能が利用できる場合があります。手入力も可能です。
(画像:スマホのカメラで源泉徴収票を読み取っている画面と、読み取られた情報が表示されている画面。)

Step5: 「寄附金控除」の項目で、証明書のXMLデータやマイナポータル連携で自動入力、または手入力を行う

所得控除の入力画面で「寄附金控除」を選択します。

  • XMLデータを読み込む場合: PC版と同様に、ふるさと納税ポータルサイトからダウンロードした「寄附金控除に関する証明書(XMLデータ)」をスマホに保存しておき、それをアップロードして読み込ませます。
  • マイナポータル連携の場合: 一部のふるさと納税ポータルサイトとマイナポータルが連携している場合、マイナポータル経由で寄付金情報を自動取得できることがあります。
  • 手入力する場合: 「寄附金受領証明書」を見ながら、寄付先、寄付日、寄付金額などを一件ずつ入力します。
    (画像:スマホ版の寄附金控除入力画面。XML読込や手入力の選択肢が表示されている。)

Step6: 入力内容を確認後、マイナンバーカードを再度読み取り電子署名・送信

全ての入力が完了したら、申告内容の最終確認を行います。間違いがないことを確認し、最後に再度マイナンバーカードをスマートフォンで読み取り、電子署名を行います。電子署名が完了すれば、税務署へ確定申告データが送信され、手続きは完了です。
(画像:スマホ版の最終確認画面。還付(納付)額が表示され、電子署名を促す画面。)

e-Taxでのふるさと納税申告に関するよくある質問(Q&A)

e-Taxでのふるさと納税の確定申告に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1. 複数の自治体に寄付した場合の入力方法は?

A. 寄付先の自治体数が多い場合でも、e-Taxの入力方法は変わりません。以下のいずれかの方法で入力します。

  1. 「寄附金受領証明書」を手入力する: 各自治体から送付された証明書を見ながら、寄付先ごとに一件ずつ入力していきます。
  2. 「寄附金控除に関する証明書(XMLデータ)」を利用する: ふるさと納税を行ったポータルサイトから、複数の寄付情報をまとめたXMLデータをダウンロードし、e-Taxに読み込ませることで一括で入力できます。この方法が最も効率的でおすすめです。

Q2. 医療費控除や住宅ローン控除も同時に申請できる?

A. はい、可能です。e-Taxでの確定申告は、ふるさと納税の寄附金控除だけでなく、医療費控除や住宅ローン控除、社会保険料控除など、他のさまざまな所得控除や税額控除も同時に申請できます。所得控除の入力画面で該当する項目を選択し、それぞれの手続きを行ってください。複数の控除をまとめて申告できるのがe-Taxの大きなメリットです。

Q3. 入力内容を間違えたらどうすればいい?

A. 確定申告の期限内(通常、翌年の3月15日まで)であれば、再度e-Taxにログインし、正しい内容で申告書を作成して送信し直すことで訂正できます。この場合、最後に送信した申告書が有効となります。
もし申告期限を過ぎて間違いに気づいた場合は、「更正の請求」または「修正申告」の手続きが必要になります。管轄の税務署に相談することをおすすめします。

Q4. 「寄附金控除に関する証明書」はどこで入手できる?

A. 「寄附金控除に関する証明書(XMLデータ)」は、利用したふるさと納税ポータルサイト(例:さとふる、楽天ふるさと納税、ふるなびなど)のマイページや履歴ページからダウンロードできることが多いです。通常、翌年の1月中旬から2月上旬頃に発行されます。ポータルサイトによって提供時期や名称が異なる場合があるため、各サイトの案内をご確認ください。


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まとめ:e-Taxを活用してふるさと納税の控除を確実に受けよう

本記事では、e-Taxを利用したふるさと納税の確定申告について、ワンストップ特例制度との比較から、PC・スマホでの具体的な手順、そしてよくある質問までを網羅的に解説しました。

  • e-Taxの最大のメリットは、税務署に出向くことなく、自宅やオフィスからPCやスマートフォンで申告が完結できる点です。時間や場所の制約を受けずに、効率的に手続きを進められます。
  • 成功の鍵は「事前準備」です。マイナンバーカード、利用者識別番号、寄附金受領証明書、源泉徴収票、還付金受取口座情報という「5つの準備リスト」を確実に揃えることで、スムーズな申告が可能になります。特に「寄附金控除に関する証明書(XMLデータ)」を活用すれば、入力作業を大幅に簡略化できます。
  • PCでもスマホでも、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使えば、画面の案内に沿って簡単に申告書を作成できます。本記事で解説した手順通りに進めれば、初めての方でも迷うことなく手続きを完了できるでしょう。

確定申告の期限は通常、翌年の3月15日までです。余裕をもって手続きを進め、ふるさと納税による税金の控除を確実に受けましょう。e-Taxを賢く活用して、快適な納税ライフを実現してください。

マリ|コスパ生活研究家

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